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2006年04月27日
要らない絵文字
今日は仕事を通して最近学んだことナド。
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以前、ケータイコンテンツの特集で、占い結果からオススメの香水を紹介するコーナーを企画したことがありました。
心理テスト形式で、いまの気分を4つの選択肢からセレクト。
「そんなあなたにピッタリの香水は・・・?」
リンクをたどると香水の販売ページが表示されるというものです。
そう、あれはページのアップ前日。
いくつものケータイ端末を手に、画面表示やリンクをチェックしていた時のこと。
あなたにピッタリの香水は・・・クリック・・・
ナチュラル系・・・OK
フゼア系・・・OK
フローラル系・・・OK
・・・!?
そのとき、香水の紹介文に、わが目を疑う衝撃の絵文字が!
女の子らしいサワヤカな香り
えええええええええええええええええええええええ?
いやいやまさかまさか。よっよく確かめて。落ち着いて。
女の子らしいサワヤカな香り
・・・・・
間違いない。
これは大変と慌ててコンテンツプロバイダの担当者さんにお電話しました。
TYD:「あの、フローラル系のページなんですけど、
絵文字がになってるんです」
言った瞬間、グッという鼻の鳴る音が。
隣のシマで残業中の女性が、こらえきれず吹き出した模様。
PCのモニタ越しに、震える肩が見えます。
これはピンチ!
お仕事モードから一気に引き戻され、笑いが伝染。
私も吹き出さずにいるのがやっとという状態です。
それなのに、相手はどうも出先らしくて、電波が悪い様子。
CP:「あ、絵文字でてませんか」
ちーーーがーーーうーーー。
TYD:「いえいえ、あの、絵文字がですね。
あのう、になってるんです。」
CP:「はい?」
聞こえないのー?
TYD:「絵文字がなん・で・・・・すふふふふふ」
もうダメ。笑いが。何度言わせるの。すでにこの状況がおかしく。。。
CP:「あー、そうですか。すみません。すぐ直します」
羞恥プレイめいた電話から解放されて、電話を切ると同時に大笑い。
ひとしきり笑った後は、恥ずかしいやら情けないやら、絵文字を恨めしく思ったのでした。
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「こんな絵文字、誰が使うんだ」と憤慨しておりましたら、先日、眼から鱗の新事実が発覚。なんと、ごく身近な友人が「こんな絵文字」を日常的に使っていたのです。
使っていたのは昨年末に出産をしたママさんで、いわく、子供の発育を見守るに「出た or 出ない」はとても重要なことなのだそう。だから、同じくらいに出産したママ同士では、挨拶のように「いま1日何回(出てる)?」なんて会話が交わされているのですって。
子供の便秘に悩まされることも多いため、件の絵文字は「出たよー!」など、歓喜と安堵の報告メールで使うそうです(報告し合うそのカルチャーも未知の世界)。子供の世話は24時間体制。メール送信をする時間がなかなか取れないママさん達にとって、短文に添えて使える、そのものズバリの絵文字は利便性が高いようでした。
「こんな絵文字」呼ばわりとは、視野狭窄。想像力不足を反省いたしました。。。(半分本当)
いやはや。なんとも。
失礼いたしました。
投稿者 TYD : 2006年04月27日 03:27
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