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2006年04月01日

RIKOmania.とは!?(ご挨拶に代えて)

社名【RIKOmania】は、もともと私がコラムを書く際のペンネームです。
そのまたもともとは、学生時代のケータイのメルアドです。
そのまたまたもともとは、私のあだ名が【RIKO】だからです。
じゃなんで【mania】か。と。

①本名の真理子のマを後ろにくっつけた言葉遊び。
②「自分オタク」という意味を込めた。

2択じゃなく、2つとも理由です。
じゃ②の「自分オタク」って、どういうことか。と。

私が大学生の頃、就職活動に励む友人は半数。
残りはいわゆるフリーター予備軍。
でも聞けばみんな、やりたいことがナイわけでも無さそう。

私たちの世代は基本的に恵まれていて、
みんなチョットずつ「サーファー」だったり「DJ」だったり
「アーティスト」だったり「バンドマン」だったり「クリエーター」だったり。
じゃあ何で食べていくの?って聞かれると、特に自信を持って答えられず。
でも会社に頭下げて入るほどの潔さを持ち合わせず。
要するに、腹の決まらない人間が多いんですね。

もちろん私もその1人で、ウダウダしてました。
でも学生時代の終わりごろ、
「このまま大人になったら、世間知らずの変なババァになる!」
と言う、私なりに切羽詰った危機感を抱き、ひとつの答えを見つけたのです。
「自分のエキスパートになろう!」

こどもの頃から将来の夢を聞かれるたびに、
「ケーキ屋さん」「パイロット」と次々に答える同級生に違和感を持っていました。
「名前はついてないけど、とても楽しいような事を、お仕事にしてはいけないのか?」と。小学校の卒業文集にある、私の将来就きたい仕事は『笑えておもしろいのにもうかっちゃう仕事(それが何かは謎だ)』と書いてあります。

学生時代の私は、「これを仕事に活かせる!」と胸を張れる得意ワザも趣味も、
何ひとつ持っていませんでした。ちなみに、自動車の免許も。英検も(高校時代、試験日を間違えて取り損ねた)。
開き直った私が出した答えが「自分のエキスパートになろう!」なのです。

バイトさえほとんどしたことが無かった学生時代の私には、働くって何か、
社会から何を求められるのか、社会に何が出来るのか、検討もつきませんでした。だからとにかく、自分の出来ることを真面目にズルをせずやってみよう。
しかも「プロだからお金下さい」って言えるくらい、頑張ってみよう!と腹を決めたのです。

大学を卒業して数ヶ月後、ある雑誌にコラムを連載するチャンスをもらいました。
そこでテレビっ子だった私は、「CMスパイRIKOmania.」として
テレビCMから世の中を深読みするコラムを書き始めました。
やがて雑誌やテレビの仕事でゴハンを食べれるようになり、会社を作ったというワケ。

フリーターになるなら、みんなフリーランスになればいいのにって思います。
いまの社会に存在する名前の仕事じゃなくたっていい。
自分に出来ることを真面目にズルせずやってみて、なんとなく名前をつけて
後からお金がついてくれば、立派なお仕事です。

「まずヴィジョンを持て!」とか言われても、「イヤ、無理」みたいなw
「自分エキスパート」って看板出すのも、そんな大したもんじゃないし。
JAROに怒られるので「自分オタク」あたりから。
「RIKOmania」にはそんなキモチも込められているのです。

居酒屋で学生捕まえて説教したみたいな内容になりましたが、
よく質問されることなので、まずお伝えできればと思いました。
こんなゆるいコムスメ社長の日々を、リポートしていきますので
末永くよろしくお願い致します。

投稿者 riko : 2006年04月01日 21:31