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2006年09月19日
年下の男の子
1人目。
先週の金曜日。
もう夕方で、金曜の銀座は混んでて、ちょっと活気があって。
駅まで早歩きしてたら「リコさん」って呼ばれて、
どきってなって、立ち止まったのね。
「リコさん」って呼ぶ人口は、そんなに多くないぞ。
よく見たら、相手は大学時代の後輩クンで。
いっつもブカブカの服着てたのに、スーツだから、一瞬誰だかわかんなかったw
「なにやってるのー?スーツ着て~」と笑ってしまう。
なんでも広告関係の仕事だって。アラアラ立派になって。
「でも、今日で辞めちゃうんですよ」とあちらも笑顔。
前に働いてたクラブ関係の会社に転職するんだって。
「じゃあ渋谷に帰ってくるんだね~」 「はい。コレ、最後の記念なんで、名刺交換!」どうもどうも、と、名刺交換して別れました。
2人目。
その足で、新宿へ。
場所はとある貸会議室。百式が主催する、
ブログマーケティングの勉強会議をのぞいてみる。
なんだか、いつもと違う雰囲気の人々を観察・・・「リコさん!」
また呼ばれて、ぎょっとして振り返る。
見ると、リコがフリーランスでコラムを書いていた時期に、
『広告に興味があるんで~』と、たまに手伝ってくれていた男の子だった。
相変わらず、大学生のクセに名刺を持っていて、変なのw
リコも株式会社になった新しい名刺を差し出す。
すっごく一生懸命で良い子だったから、どうしてるか気になっていた。会えて嬉しい。
「就職、決まりました!」
春からは、おなじみの大手広告代理店にお勤めが決定したそう。
わーお祝いしなきゃねー。偉くなって、リコにお仕事を持っておいで~w
3人目。
mixiに新着メッセージが届いている。
リコが主催してるアートイベントに遊びに来てくれたのがキッカケで、
仲良くなった男の子だった。留学から帰ってきてたのよね。フムフム。
「リコさん、就職決まりました~」
こちらも、おなじみの大手広告代理店に春からお勤めがケッテ~イ♪
「リコさ~ん、ぼくたち、働きまぁす♪」(妄想合唱隊)
年下の男の子が、どんどん就職転職してく・・・
しかもいっぺんに・・・(秋就職のシーズンなだけだ)
リコも普通に就職していれば、「先輩!」とか言われて、
ちゃんとしてる時期(!?)だ。
もっとしっかりせねば、と思ったり。
平日、昼夜関係なく遊んでくれる男の子の友達が減ってしまった・・・
もっと若い男の子を捜さなくては・・・と、
魔王のようなことを思ったり。
とにかく、いまのマンマじゃなんかつまらないから、
とにかくとにかく、なんか始めたいの!って、
ウズウズする秋なのでした。
投稿者 riko : 19:54
2006年09月11日
ショッカー絶賛転職中(CMまとめてチェック!)
リクルート/B-ingのCM、最近目立ってますね~。
リクルートといえば、ホットペッパーCMでSMAPの過去映像に吹き替えをして
話題になったばっかり。
ナツカシ映像CM、第2弾といったとこでしょうか。
さまざまな仕事(いずれも不条理)をこなすショッカー戦闘員。
上司の命令で花瓶を別の部屋に片付けるショッカー。
「この仕事は、俺じゃなくてもいい気がする」
ドラム缶のかげからスッと立ち上がり、
「アイツラがこんなところへ来ているとは・・・面白いことを知った」
と高笑いする上司。(上司って怪人ね)
そに横でふと
「これって土日使ってまでやる仕事かな?」
と疑問を抱くショッカー。
若者が仕事に抱く不満を、本当に明快かつ簡潔に描いていて感心してしまう。
B-ingのマーケによるとこなのかしら?読者アンケート!?
下は小学生から、上は30代の人間に幅広く蔓延する
「自分以外はみんなバカ!」って風潮が、よく描かれてると思うのです。
「この仕事、俺じゃなくてもいい気がする」
では、花瓶を運ぶだけの仕事に最適の人材とはどんな人材?
では、俺じゃなきゃできない仕事って何?
では、花瓶を運ぶ以外に自分が自主的に行える仕事は?
「これって土日使ってまでやる仕事かな?」
では、平日でこの仕事を完了すべく努力をしたのか?
では、土日使ってまでやる仕事とは何なのか?
ツッコミたい。てめーら転職考える前に、考えることあるだろ!w
でもそんなコト、考えたくないから、とにかく転職してみるんだね。恐ろしい。
みんな、心のどっかで、自分は特別な人間なんじゃないかって期待してる。
「自分らしさ」とか「自分だから」とか、そういうことに「意味」を探してる。
でもそれを、目の前のやるべきことからエスケープする理由にする人が
本当に多いと思う。
「自分らしさ」は自分では定義できないものなんだと、
腹を決めてしまえば、人生はどれだけ豊かになることか!
とにかく、目の前のことを一生懸命やる。
それでも逃げたいときは、人や環境のせいにしないで
「つらい!逃げます!」と自分の責任で猛ダッシュする。
そうするうちに周囲から「○○ちゃんらしさ」というモノを
親切に教えてもらえるようになる。
「自分以外はみんなバカ!」って態度で
「私にしかわからない、私らしさ」を振りかざして暮らされても、
本当に他の人には全然わかんないから、マジやめたほうがいい。
みんなそこまでバカじゃないから、ちゃんと話したほうがいいぞ。
人生もっと楽しいぞ。
それにしても、お仕事に「自分らしさ」とか探しちゃう人、多いのね。
と、長々書きましたが、CM動画はコチラ♪
いや~、イラッときてしまうほど、ほんとウマイCMですw
投稿者 riko : 16:20
2006年09月06日
カルロス・ゴーンに相談しよう(意図を正確に伝えるには)
テレビをつけると、ものスゴイ前つのめりの顔が。
カルロス・ゴーンだ。
↑ゴーーーーン
↑ほぅら、ものスゴク前つのめりでしょ
ゴーン氏は、日本のサラリーマンからの相談に
サラサラと答えを提供していく・・・
リコマニも社内会議を終えたばっかりだったから、
自己反省の意味もあって、ちょっと真剣に見てしまった。
『自分の意図を正確に伝えるには?』
部下への接し方に関する質問について、
ゴーン氏は明快かつ単純な返答を返していく。
その態度こそが「回答」って感じだ。
ゴーン氏の言葉をまとめると、こんな調子。
①正確であるために、まず自分が何を伝えたいかを
明確に理解している必要がある。自分自身が伝えたい内容をハッキリ把握し、相手にも理解できる簡単な言葉で説明する。
②相手はあなたに面と向かってわからないとは言ってくれない。
③相手が本当に理解したかわからなければ、
相手に内容を説明させ、要点を理解したか確認。
そういえば、自分でも何が問題の要点なのか、
不安を抱えたまま、社員とシェアしようって焦ってたかも。フムフム
そして、とにかく難しいのが②の事実。
これを肝に銘じつつ、先回りして会話を準備しないと
一方的に意見を押し付けられた!と、とられてしまう・・・
それじゃリコも悲しいし、相手も物申すチャンスを逸してしまう。
考えさせられますね。
それにしても素敵だったのは、ゴーン氏の単純明快さだった。
まぁ、日本語訳&編集による部分も多少あったかもしれないけど、
それを差し引いても、スマート♪
上記3点のことを、こねくり返して、
偉そうなビジネス書を出してる恥ずかしい人々はいっぱいいますからね。
スマート。美しい。苦悩や解決を身をもって繰り返した人だけが持ちえる美しさ。
投稿者 riko : 07:20
2006年09月05日
祝☆初めての野菜到着
農家さんと契約し、野菜を送ってもらうことにしたリコマニ。
本日、初の野菜便が到着いたしました!パチパチ☆
↑どどーん
農家さんからのメールには
↓
今回の中には‥
『キュウリ、ズイキ(芋茎)、龍鬚菜、パプリカエローバナナ、甘トウガラシ、
五寸人参、じゃが芋(アンデスレッド)、長ネギ、ナス、スティックブロッコリ、』
以上10種類をお入れ致しました。旬野菜をお楽しみくださいませ。
↑
と、あります。龍鬚菜?なんですと?既に手ごわい予感・・・
↑パプリカエローバナナと甘トウガラシ。おっきー♪
野菜の保存方法などが書いてあるしおりも同封されてました。
例えばナスは冷やしすぎ禁止なので、冷蔵庫はよくないみたい。
(「ナスが風邪をひく」って言うんだって!)
ヘタから水分が逃げてしまうので、ラップにくるんで冷暗所に。
↑まきまき・・・ミイラのようなナスさんたち
あまりに立派でムラムラして参りましたので、
早速料理してみました。
↑オリーブオイルにローストガーリック。ちょっと塩コショウ。シンプルにね。
そこに甘トウガラシ&ナスを入れていためるよー
↑ホールトマトを入れて煮込んでから味をととのえます。
ぎゃ!コンソメ買ってなかった!アンチョビソースを入れて方針変更。
ただいま味がしみこむように、いったん火を消して放置中です。
あとでパンを買ってきて、のっけて食べようと思います。たのしー☆
こんな感じでまかない生活をしていこうと思ってます。
旬のお野菜や、いままで触ったことのないお野菜を通して
新しい発見があるといいな~♪
投稿者 riko : 14:37
2006年09月01日
表紙に見る日本人
帯で売る!みたいな風潮がある書籍。
そんな帯はもちろん、本のタイトルも興味深いものが多く
キャッチコピーを書いてお金を戴いている身としては、
ツイツイ目がいってしまいます・・・
今回気になったのワードは「惑わされない」。
↑2.0に惑わされるな!って、ビビリ過ぎだよアンタw
「惑わされるな!」「騙されるな!」とうたったコピーは、
特にお勉強系の書籍に多い。
世の中はそんなに危ないのか。不安を煽りやがってw
騙されるのなんて気にしないで、波に乗っちゃったほうが
とっとと身につくものも、多いだろうに。
不安なことや、惑わされそうなことがあったら、
確かな人に質問すればいい。「どうかな?」って。
近所に詳しい親切な人はいなくても、
WEBの世界にウジャウジャいるし。
図書館や博物館みたいな専門の施設に聞くのもよい。
知らないことを覚えるんだから、惑うのは当然なのにね。
こんなコピーが目に付くってことは、みんなよっぽど
自分ひとりで解決しようとするんだな。
そこで目に飛び込むのは、この人気シリーズ。
↑「プロとして恥ずかしくないシリーズ」どーん!
「お母ちゃん、恥ずかしいったらありゃしないよ!」
と、刷り込まれた日本人には、「恥ずかしい or NOT」が
体の大事な部分を巣食っているんでしょうかね。
「人様の手を煩わせるなんて、母ちゃんホンッと恥ずかしいよ!」
でも、「恥ずかしい」はいい文化だよ。清潔さや親切さに通じていくことも多いし。
そこでいくと、この「プロとして恥ずかしくない~」の寿命は
そう長くないんですかね?
だって、これからプロでPCいじってく連中ってのは、
親が恥ずかしくても自分は恥ずかしくないから、ま、いっか。
な人口が増えていくと思うんですよ。
私が親兄弟、学校と同じレベルでテレビを環境として育ったように、
WEBを環境として育った人々。
よくも悪くも無防備に学ぶ。
彼らに、「恥ずかしい」がどこまで意味があるのかしら。
そして彼らに意味があるコピーはなんなのかしら。
それは企業秘密なので、また次の機会に・・・w
投稿者 riko : 10:00