←みんなのブログへ

« ウィルコムのW-ZERO3(取捨選択せよ!) | メイン | 大好きな服屋さんに就職(ショウを見てきたよ) »

2006年04月05日

リコマニの社内企画(普遍的な良さを求めて)

有限会社RIKOmaniaの、会社っぽい部分を綴っていきます・・・

弊社では毎週月曜、新しい企画を提出することになっています。
みんなで相談して、ペライチの企画シートを用意。
それの書けるところから埋めて、MLにUPするだけ。
互いにコメントを寄せたりするのもMLで。
企画が貯まったら、時間をとってプレゼン大会をしていきます。

その企画シートには、【目的】【企画例】などの代表的な項目に混ざって、
【普遍的な良さ】という項目があります。
これはリコが「どーしても必要!」と言い張って作ってもらった項目です。

「儲かる」とか「時流をつかんでいる」「斬新」など、明確にしておきたいことは沢山あります。
なかでも私は、その企画には「普遍的な良さがあるのか?」ということが一番気になるんです。他の長所も短所も吹っ飛ばしてしまうような、「どうしようもなく、いい!」って感覚。
昨日でも明日でも、10年後でも、とにかくコレはいい!って言い張れるような強さがあるか。
それは「命を持っているか」とも近いように思います。

結局、企画を通す際に必要なのは「儲かる」「時流」「斬新」などなどの他の部分が大事になるんですけど。でもそんなのはテクニックと言うか、悪い言い方をしてしまえば「コトバ遊び」と同じだと思うんです。


例えば悪い状況が重なって、企画が頓挫しそうなとき。
年齢や立場が異なるチームのなかで、意識がすれ違いそうなとき。
全く同じようなギミックの企画を他社からも出されてしまったとき。(経験ナイですが)


「でもやっぱコレでいこうよ!コレやろうよ!」と突き動かすことが出来るかは、普遍的な良さを持っているか否かにかかっているように思うのです。


だから、例えばお客様に出す企画書のどこにも書かないにしても、プレゼン中に一度も口にすることがナイにしても、【企画】(私にとってコドモみたいなものです)という、ひとつの命を生むにあたって、自分の体の中では絶対に「普遍的な良さ」を感じていてね!そうじゃない【企画】(=コドモ)なんて平気な顔して産んじゃダメ!ママ許さへんで!

というキモチを込めて、弊社の社内用企画シートには【普遍的な良さ】なんていうヘンテコな項目があると言うわけです。

投稿者 riko : 2006年04月05日 07:26